食品ロスを防ぐ、冷蔵庫の整理収納術
透明ケースやラベルをうまく使い、冷蔵庫の食品を “見える化” して食品ロスを防ぐ整理収納のコツをご紹介します。
今回はキッチンでも特に冷蔵庫にクローズアップして、食品の適切な保存と収納方法についてご紹介します。機種によって異なりますが、冷蔵庫には大きく分けて冷蔵室、冷凍室、野菜室。ほかに製氷室、チルド室、急速冷凍室がついています。限られたスペースを上手に使い、使い忘れや重複買いをなくし、食品ロスを防ぎましょう。
ドアポケットの使い方
飲みかけのドリンクや卵、調味料を入れることが多いドアポケット。ドアの開閉時には温度が上昇しやすいため、開封していない卵やドリンクのストックは、棚への収納をおすすめします。
飲みかけのドリンクや卵、調味料を入れることが多いドアポケット。ドアの開閉時には温度が上昇しやすいため、開封していない卵やドリンクのストックは、棚への収納をおすすめします。
- 無駄を減らし見た目を整える
- ドアポケットの中も定位置を
写真の左下は、牛乳パックの上半分を切り落とし調味料名のラベルを貼ったもの。ポケットにぴったり収まります。
正面の棚スペースの使い方
特に目の高さにある棚は、一番ものを把握しやすい場所。賞味期限の近いもの、例えば、開封した食品、作り置きの食材を保管しましょう。
特に目の高さにある棚は、一番ものを把握しやすい場所。賞味期限の近いもの、例えば、開封した食品、作り置きの食材を保管しましょう。
- 浅いトレーで時短
- 透明容器は耐熱&スタッキング
- ストックは奥並べ
野菜室の使い方
たくさんの種類がある野菜こそ無駄なく使いきれるよう工夫しましょう。
我が家では、新聞紙を利用しています。2枚重ねたもので箱を作り種類別に収納。新聞は適度に湿気を吸収し、汚れたら捨てられるのでとても便利です。
たくさんの種類がある野菜こそ無駄なく使いきれるよう工夫しましょう。
- 小部屋をつくる
我が家では、新聞紙を利用しています。2枚重ねたもので箱を作り種類別に収納。新聞は適度に湿気を吸収し、汚れたら捨てられるのでとても便利です。
- 畑と同じに
- 成長を調整するひと工夫
チルド室の使い方
冷蔵室より温度が低く、冷凍室に近い状態のチルド室。鮮度が大切な生鮮食品や賞味期限の迫ったもの、長く保存したいチーズや漬物といった発酵食品に向いています。また、水分の多い食品は凍ってしまう可能性があるので気をつけます。一般的に引き出し式なので、上から見てわかる工夫をしましょう。
冷蔵室より温度が低く、冷凍室に近い状態のチルド室。鮮度が大切な生鮮食品や賞味期限の迫ったもの、長く保存したいチーズや漬物といった発酵食品に向いています。また、水分の多い食品は凍ってしまう可能性があるので気をつけます。一般的に引き出し式なので、上から見てわかる工夫をしましょう。
冷蔵室と冷凍室の収納量
冷蔵室は詰め込みすぎると冷気が庫内に行き渡りません。いつもスペースに余裕を持って食材を保存することが重要です。作りすぎて鍋ごとしまいたい時やサイズの大きなお土産をもらった時のように、急に大きなものを収納する際にも困ることなく電力の消費も抑えられます。
冷蔵室は詰め込みすぎると冷気が庫内に行き渡りません。いつもスペースに余裕を持って食材を保存することが重要です。作りすぎて鍋ごとしまいたい時やサイズの大きなお土産をもらった時のように、急に大きなものを収納する際にも困ることなく電力の消費も抑えられます。
反対に冷凍室はびっしり詰めます。その方が保冷力を保てるので、隙間なく並べることが大切。写真は棚タイプですが、引き出し式の冷凍室なら上から見て分かるようにするのがベスト。やはり透明な容器を使い、冷凍しても一目で分かるようにラベリングしましょう。
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上原さんのお宅のLDKの収納アイデアの記事はこちら
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冷蔵庫は、冷蔵室の棚と冷凍室や野菜室などの引き出しに分かれます。棚は正面から、引き出しは上から、どちらも一目で食材をわかるように食材をしまうのがポイント。上手に収納できれば冷蔵庫を開けてから取り出すまでの時間を短縮でき、一定温度の庫内で食品を傷めず、電力消費を抑えることができます。