こぢこぢ一級建築士事務所
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馴染む家

代々受け継がれてきた農地(休閑地)の一部(500㎡)を宅地化し、平屋の家を建てようという計画。
バラエティ豊かな周辺環境に対して、どのような距離感を保ち、どのような関係性を築くのかが、この住宅にとって一番難しく、一番大事なことだと感じました。

1)街に家を馴染ませる
道路と家の間に小さな自然でできた曖昧な場所をつくることで、街と家を区切るというよりは、街に家を馴染ませることを目指しました。

2)庭をしっかり囲う
敷地をぐるっと囲う代わりに、ちょうど良い大きさの庭を木柵で囲い、休閑地と庭をしっかり区切ります。

3)暮らしに馴染む庭をつくる
庭のある暮らしはNさん夫妻の憧れでしたが、具体的なイメージがある訳ではありませんでした。眺める庭、木漏れ日を楽しむ庭、遊ぶ庭、収穫する庭、食事をする庭、洗濯物を干す庭、色々な庭がありますが、Nさん達の暮らしにちょうど良く馴染む庭を目指すことにしました。

4)LDKを中心に家族が繋がる
庭に面したLDKを個室が囲むシンプルな構成。
ひとつ屋根の下、どこにいても家族の気配を感じることができます。

大袈裟なコンセプトよりも素材感や空気感を重要視しているNさん夫妻。小さな拘りを丁寧に積み重ねながら、Nさん達の暮らしにしっくり馴染む家を目指しました。
Project Year: 2020
Project Cost: JPY 30,000,001 - JPY 50,000,000